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2009/01/30 05:56
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ダーリング財務相(英)の書簡(29日) キング総裁(BOE)への書簡 イングランド銀行(BOE、中央銀行)に対し 最大500億ポンド(約6兆3900億円) の資産買い取りファンドを運営する権限を与え、リセッションに取り組む追加措置を打ち出した。 政策金利がゼロに近づく中での量的緩和政策の手段として、同ファンドを運営する際、書簡で財務省に承認を求める必要がある。ダーリング財務相は、資産買い取りによるマネーサプライへの影響は国債発行によって相殺されると述べた。 このスキームの運営責任はイングランド銀行にあり、行内で管理の取り決めを設け、それに従ってファシリティーを運営してもらいたいと記した。 なお、同ファンドは、市場環境が正常化した際に閉鎖され、BOEは 高品質の投資適格級の資産のみ を購入する。 ファシリティーの資金は国債発行と公債管理局(DMO)によりファイナンスされ、BOEは同ファシリティーの監督当局となる財務省に対してファシリティーの運営ならびに財政状況管理のために必要とされる情報提供を義務付けられると語った。 キング総裁から財務相への書簡 BOEの金融政策委員会(MPC)は量的緩和が必要かどうかについての検証を公開すると表明した。 さらにこうした政策が2%のインフレ目標達成に必要かどうかを判断するとも記述した。 MPCは資産買い取りを実施するかどうかの検証を続けるとし、MPCがインフレ目標達成に役立つ措置であると判断した場合、財務相に報告することで、財務相は必要となる可能性のあるファシリティーの規模と運営方法の変更を承認することができる。 このような場合はさらなる書簡のやり取りが必要とされると記した。 PR |
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