政府証券公認ディーラー（Primary Dealer）とは、ニューヨーク連銀公認の政府証券ディーラーで、財務省が指定した国債の大口投資家のこと。
　この政府証券ディーラーには、売買シェアが1％以上あるなど厳しい条件がつけられているほか、マーケットメイクも義務づけられている。
　政府証券ディーラーは有力証券会社の象徴ともいわれている。
　
　国債の発行時期や種類などに注文をつけたり、他の買い手が参加できない入札に参加できるなどの特典を与える代わりに、一定額の入札や落札（購入）を義務づけられる。

　国債市場特別参加者とも呼ばれ、国債安定消化を図る仕組みとして2004年10月に導入された制度。
　

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