ウォーレン・バフェット氏率いる保険・投資会社バークシャー・ハサウェイは、大型ハリケーンが今年、フロリダ州を襲った場合、資金を供給する契約を同州当局との間で締結し、同州から２億2400万ドル（約239億円）を受け取る契約を行った。

　フロリダ州管理委員会の広報担当者、デニス・マッキー氏が３日、ブルームバーグとのインタビューに応じ、大型ハリケーンが上陸し、復興資金が必要になったとき、バークシャーが40億ドル相当の非課税の州債を購入することで合意したことを明らかにしたもの。

　今回の合意により、フロリダ州は市場よりも低いレートで住宅保有者や民間企業に損害保険を提供し、現金の不足分は債券市場で調達する計画を進める予定で復興資金の調達能力に対する不透明感の払しょくを図ることになる。
　　　

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