2013/09/05 06:02
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米連邦準備制度理事会(FRB )が4日公表した 地区連銀経済報告(ベージュブック) によると、経済は自動車や住宅関連の支出がけん引し7月初めから8月遅くにかけて引き続き 「緩慢ないしまずまず」のペース で拡大したという。 ベージュブックでは、消費者は観光など旅行への支出を増やし、製造業は「緩慢なペース」で拡大したと記した。 また、雇用は「横ばいもしくは緩慢なペースで増加した」とされた。 個人消費では、自動車および住宅関連商品への力強い需要も反映し、大半の地区で増加したと見られると指摘している。 居住用不動産分野の活動は大半の地区でまずまずの拡大が見られ、非居住用不動産の分野での需要は全般的に増加したと記された。 地区別では、12地区中8地区が成長ペースについてまずまずと報告した。 残り4地区のうちボストン、アトランタ、サンフランシスコの各地区は緩やかな拡大とした。一方でシカゴ地区は改善を指摘した。 今回の報告では、金利上昇の影響が反映され 住宅および銀行融資 の状況は前回の報告から減速し融資活動は若干弱まったと記された。 いくつかの地区は前回の報告期間よりも状況は望ましくないと伝えたと説明した。 アトランタ、シカゴ、セントルイス、サンフランシスコの各地区は融資活動の減速、カンザスシティー地区は融資の減少を報告した。 また、シカゴ地区は 最近の金利上昇 が商業投資を落ち込ませつつある可能性が高いと指摘した。 ひとこと 量的緩和抑制策への舵取りは難しいようだ。金利先高の流れが出てきており、消費活動を妨げる恐れもある。 労働環境が好転し賃金上昇が物価や倫理の上昇を上回れば問題が少ない。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ PR |
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