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2010/06/19 06:02
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英国系石油大手のBPは、メキシコ湾の原油流出事故をめぐり米国において220件以上の訴訟に直面している。 この損害賠償に応じるため、少なくとも 50億ドル(約4539 億円) の資金調達を模索していることが、同社に打診されたというバンカー2人がブルームバーグの取材に対し明らかにした。 話し合いが非公開であることを理由にバンカーらが匿名を条件に語ったもので、市場の信頼回復に向け計画された公算が高く、情報が誤報される事を防ぐためかあるいは融資条件についてのポジションを高位に確保することも考慮されて、BPは単独で銀行と協議しているようだ。 なお、今回の資金は、BPが保有する105億ドルの未使用の与信枠とは別に設定されるという。 BPの2009年の営業キャッシュフロー(現金収支)は277億ドル。 BPは債券市場での借り入れにコストがかかり過ぎる事態となった場合でも、今回の与信枠で一段の柔軟性が確保できコストパフォーマンスを維持できると見られる。 格付け会社フィッチ・レーティングスは15日、同社の債務格付けを従来の「AA」から6段階引き下げ、「BBB」とした。 PR |
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