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2010/10/06 04:53
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国際通貨基金(IMF)は5日公表した世界金融安定報告(GSFR) IMFは、世界の銀行資産の 評価損推定額 を4.3%引き下げた。 一方、欧州債務危機によって 金融セクターとソブリンリスクの関連性 が浮き彫りになった後も、同セクターへの信頼感はまだ完全に回復していないと警鐘を鳴らした。 緊急の資金調達圧力が迫り来るなか、金融リスクはこの半年間強まってきており、各国政府は一部金融機関の資本増強や再編に備える必要があると指摘した。 同報告では、向こう2年間で 約4兆ドル(約335兆円) の銀行債務が借り換え時期を迎えることから、資金調達市場の正常化を支援するため、財務基盤の弱い金融機関を保護することが優先課題になっていると分析した。 世界金融システムは依然極めて不確実な時期にあり、引き続き 景気回復のアキレス腱 となっている」とした上で、情勢は依然脆弱なことから、この数年間続けられた銀行への公的支援は継続せざるを得ないだろうと指摘した。 PR |
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