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2011/03/24 05:26
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フランスが主導してリビアに対する軍事介入に踏み切った。 リビアの最高指導者カダフィ大佐は42年間にわたって独裁体制を敷いてきたが最大の窮地に立たされた。 大佐はリビアの反体制勢力は 国際テロ組織アルカイダ だと独自の主張を展開して反体制勢力への攻撃を正当化しようとしてきた。 然しながら、欧米諸国が耳を傾けることはなかった。 カダフィ政権スポークスマンによると、大佐は空爆開始前、サルコジ仏大統領やキャメロン英首相らに 介入すれば後悔することになる とのメッセージを送ったという。 欧米側はカダフィ大佐を 国民を抑圧する独裁者 とみなし、退陣が必要との認識で一致した。 一時期攻勢にあった反政府勢力が、内部の意思統一が出来ずに欧米への反感を明らかにする部分があったため、意識が好転するまで時期を待ち、カダフィ派の大攻勢により消滅の瀬戸際になるまで様子を見ていた。 軍事介入によりリビア上空に飛行禁止区域が設定されれば、カダフィ政権はこれまで反政府勢力に大きな打撃を与えてきた空爆を封じられることになる。 政権側の反攻で劣勢に立たされていた反政府勢力が再び東部のベンガジを中心に支配圏を拡大する展開が予想される。 PR |
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