ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
　Eurasian Natural Resources Corporation

　英国の金属採掘・精製会社で世界最大級のフェロクロム生産企業、アルミニウムの精錬（供給量　世界5位）及び鉄、マンガン、石炭の採 掘、および発電を手掛けている。

　カザフスタンを中心に事業展開しておりカザフスタンのGDPに4％寄与しておりカザフスタン経済に大きな影響を及ぼす。

　カザフスタン国内にクロム鉱山やマンガン鉱山を所有しフェロクロムを生産する他、ロシアのフェロクロム生産工場の買収や中国のフェロクロム企業の権益を取得することでカザフスタンからロシア・中国といった新興国マーケットにも注力している。
　2008年5月にはブラジルのBahia Mineracaoの株式を50％取得することでブラジルでの鉄鉱石開発も開始している。　
　　
　エリア別売上
　カザフスタンやロシアを含めたCIS諸国向けが一番大きく、全体の半分を占める。
　また、日本・中国・韓国などのアジア鉄鋼生産国向けが合金鉄部門に次いで全体の3割弱を占める。
　
　LSE（ロンドン証券取引所）に上場し、2008年3月にLSEの主要株価指数であるFTSE100種総合株価指数の構成銘柄に採用されている。

　フェロクロム生産量はスイスのエクストラータ（Xstrata）に次いで世界2位。
　　
　また、アルミニウムの中間製品であるアルミナの主な販売先はロシアのアルミ生産最大手UCルサール（UC Rusal）となっている。

　

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