ヘッジファンドの
　　　マーチャント・コモディティ・ファンド
のダグ・キング最高投資責任者（ＣＩＯ）は５日、ロンドンからのメディアの電話インタビューで、１－８月の運用成績は原油や鉄鉱石、砂糖の価格下落がリターンを押し上げたことでプラス16％となったと語った。

　
　マイケル・コールマン氏が運営するマーチャントの８月のリターンはプラス８％近くだったことを明らかにした。


　米景気の改善によりドル相場が上昇し他の通貨の保有者にとってコストが増加することに加え、中国と欧州の景気減速で需要が軟化するため価格はさらに下落する可能性がある。
　

　
　キング氏によれば、同ファンドの運用資産は８月に
　　　１億8500万ドル（約200億円　前月比＋39％）
となった。
　
　昨年の年間リターンはプラス15.9％だった。

　
　北海ブレント原油相場は８月に月間ベースで２カ月連続で下落し、供給が過剰となった鉄鉱石は2009年以来の安値まで下げた。

　
　　　　
　
　　

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