2013/12/26 21:12
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ブラジルの投資銀行 グルポBTGパクチュアル はウォール街の大手銀行が当局の圧力を背景に 商品事業の縮小 に動く中、同事業の拡充を計画している。 この事情に詳しい関係者1人がメディアの取材で明らかにした。 計画は非公表だとして同関係者が匿名で語った。 資産家アンドレ・エステベス氏率いるBTGは現物商品の保有を制限しながらヘッジ取引やクレジット、トレーディングのサービスを提供する計画という。 ブラジル銀行のアナリスト カルロス・ダルトゾ氏 は今月行われた電話インタビューで、世界の大手銀が手を引く中で事業を拡大しているBTGのイニシアチブをわれわれは評価すると発言した。 BTGは商品部門の拡充によって プライベートエクイティ(PE、未公開株) や自己勘定取引を手掛ける部門などの収入減を補うことができる。 また、商品部門は来年からプラスの結果をもたらす可能性があるとの見方を示した。 英分析会社コーリションによると、米金融当局は 商品事業の収入 が落ち込み 資源関連のリスク を減らすよう促す中、世界の大手銀行10行では商品部門の人員が今年、少なくとも2009年以来の低水準に減少した。 昨年12月以降の商品ファンドからの資金流出額は 341億ドル(約3兆5700億円) と記録的な額に達し、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の商品指数は年間ベースで08年以来の低下となる見通し。 米国の金融最大手JPモルガン・チェースは現物商品事業の売却を目指しており、ドイツ銀行も事業縮小を発表した。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 PR |
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