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2011/09/06 05:20
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フィンランドは8月16日、ギリシャ第2次支援への拠出と引き換えに担保を受け取ることでギリシャと合意したがその後、白紙撤回している。 ギリシャはフィンランドに現金を担保として預金する見込みでユーロ全体の7%未満である180億ユーロ(約2兆円)相当のデフォルト(債務不履行)が引き金となる恐れがあった。 このデフォルトが誘発される可能性のある国債は、ギリシャの法律ではなく英国法に準拠して契約が行われており、全ての投資家の平等な取り扱いを求める条件が盛り込まれているためだ。 資金を拠出する条件として、貸し手に担保を提供すれば、新たな融資の返済が国際投資家向けに発行された既存のギリシャ国債よりも優先される危険があり、銀行等のデフォルト回避の借り換えも進まなくなる可能性が高かった。 PR |
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