バイエル
　　　（Bayer AG）
　本　部　レバークーゼン（ノルトライン＝ヴェストファーレン州　ドイツ）
　フリードリヒ・バイエル及び共同経営者ヨハン・フリードリヒ・ヴェスコットが、1863年創業の化学工業及び製薬会社
　バイエルの最初の主要な製品は解熱鎮痛薬アスピリン（Aspirin）であった。
　
　当時、民間療法で解熱鎮痛薬として用いられていたヤナギの樹皮から抽出した有効成分サリチル酸を副作用の少ない形にしたものである。
　1899年に、バイエルの商標アスピリンはバイエルのブランドとして世界的に登録された。
　混合物のすべてのブランドを記述するために至る所で広く使われ、バイエルの商標保護が失敗した。
　しかし、カナダなどいくつかの他の国では今までどおり商標として登録されている。

　1942年に、「Y」を両方で共有する言葉とし、横文字「BAYER」が縦文字「BAYER」と交差する言葉から成る、自社の会社ロゴをバイエル・クロス (Bayer cross) として導入した。

　バイエルはBASF、ヘキストなどの化学企業と共に第一次世界大戦後、フランクフルト・アム・マインを本拠地として1925年に出現したドイツの化学産業の複合企業
　　　IG・ファルベン
の一員となったが連合国によりIG・ファルベンが解体され、バイエルは単体でビジネスを再開した。
　
　　

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