2024/11/02 22:47
|
米国共和党の大統領候補である トランプ前大統領 は10月31日にFOXニュース元司会者 タッカー・カールソン氏 との討論で、ハリス氏を支持し、劇場型政治家のトランプ氏に対する最も激しい批判者の1人である リズ・チェイニー元共和党下院議員 について、 外交政策の見解 を巡り非難し、結果を理解せずに米国人を戦争に送り込みたがっていると指摘した。 また、チェイニー氏を「過激」と呼び、同氏が銃口を向けられたらどう感じるか見てみようと続けた。 自身戦闘状況を自ら経験すれば「戦争推進派」の姿勢を弱めるだろうと示唆した。 暴力的なイメージを用いてチェイニー元議員を脅威と位置付け、民主党候補ハリス副大統領との選挙戦では新たな火種を生じさせた。 トランプ氏の発言は即座に反発を招いた。 チェイニー氏は11月1日のX(旧ツイッター)への投稿で、「独裁者はこのようにして自由な国を破壊する。彼らは反対意見を述べる人々を死で脅す。専制君主になりたがるような、狭量で執念深く、残酷で不安定な人物に私たちの国や自由を委ねるわけにはいかない」と批判した。 選挙戦が大詰めを迎える中、トランプ氏の過激な発言はますます厳しい目にさらされ、共和党の支援者の離脱を加速させている。 トランプ氏はチェイニー氏について、「彼女は過激な戦争推進派だ。ライフル銃が9丁並んでいて、彼女を狙っている状況を想像してみよう。彼女がどんな気持ちになるか見てみよう。銃口が彼女の顔を狙っている状況だ」と生々しい表現を使って話した。 ハリス氏は1日、トランプ氏のこの発言について、大統領になる「資質がない」と非難した。 「米国はトランプ氏が提示しているものよりも良いものに値する。米国にふさわしい大統領は、国民や世界に対する役割と責任を理解し、模範を示す人だ」とウィスコンシン州マディソンで選挙イベント前に記者団に語った。 PR |
|
忍者ブログ [PR] |