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# ノリリスク・ニッケル
2011/08/23 05:57
 ノリリスク・ニッケル
  (MMC Norilsk Nickel
 ロシアの非鉄金属生産企業
 
 ニッケル・パラジウムの生産において世界最大手であり、主にロシア北部の
   ノリリスク-タルナフ地域
で採掘・製錬を行っている。
 白金や銅、コバルトなどの生産も手掛け、特に白金では子会社であるビリングス(モンタナ州 米国)の
   スティルウォーター・マイニング社
の生産量と併せ世界の4大生産者の一角を占め、銅の生産量でも世界10位以内に入る。
 
 2009年のニッケル生産量は30万1千トンで世界全体の22%、パラジウム生産量は280万オンスで世界の38%であった。
 
 オリガルヒとして知られるインターロス社の
   ウラジーミル・ポターニン
とルサール社の
   オレグ・デリパスカ
がノリリスク・ニッケル株の25%超をそれぞれ保有している。 
 
 ノリリスク近郊での鉱業生産は1920年代に始まった。

 旧ソ連政府はノリリスク・コンビナートを1935年に創設し、当時の内務人民委員部に管理を委ねた。
 
 1943年、ノリリスクは年間4000トンの精製ニッケルを生産し、1945年の目標生産量を年間10,000トンに定めた。
 
 グラーグ(ソ連強制収容所の管理部門)によって強制労働に従事させられた人々を労働力として鉱業及び金属生産業が操業されていた。
 比較的高給であったことから次第に自発的な労働者が多数を占めるようになった。

 ソ連崩壊後の1993年に
   株式会社RAO ノリリスク・ニッケル
が設立された。
 2年後の1995年、ニッケル価格が低迷したたノリリスク・ニッケルは、民間企業
   インターロス
に譲渡された。
 
 2002年からは金鉱山資産の買収を始め、2005年には
   ポリウス・ゴールド社
を立ち上げた。

 2003年には米国唯一のパラジウム生産業者でモンタナ州スティルウォーター群では白金族金属の採掘場を操業している
   スティルウォーター・マイニング社
を傘下に置いた。
 なお、2010年11月、ノリリスク・ニッケルはスティルウォーター・マイニング社を売却すると発表した。

 2007年以降、ノリリスク・ニッケルはロシア国外の鉱山や精錬所を多数買収し、オーストラリア、ボツワナ、フィンランド、南アフリカ、アメリカなどにまたがる多国間操業体制を構築した。
 
 2007年7月28日、当時ニッケル生産量世界第10位であったカナダのLionOre Mining International Ltd社株の90%を取得した結果ノリリスク・ニッケルは世界最大のニッケル生産企業となった。
 
   



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