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2008/12/08 07:07
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シカゴ・トリビューン(The Chicago Tribune ) 1847年に当時台頭してきたノー・ナッシング(Know Nothing)と呼ばれる定住外国人やカトリック教徒について批判的な外国人排斥運動の新聞として創刊され、外国人への恐怖に関する記事が紙面の多くを占めた。 創刊8年後にジョゼフ・メディルら6人がこの新聞を買収した。 1860年の大統領選挙に立候補するようリンカーンを説得したのは、メディルであり、アメリカ南北戦争の戦前および戦中には、ジョゼフ・メディルは奴隷解放政策を後押しし、エイブラハム・リンカーンを強く支持した。 この新聞は共和党の政策に対して強い力を持ち続けた。 メディルは1871年のシカゴ大火の後、シカゴ市長を1期務めた。 ロバート・R・マコーミック大佐が編集長を務めた時代のこの新聞は、孤立主義の色が強くなった。 政治面や社会面では偏った報道を行なっており アメリカ人のためのアメリカの新聞 を自称していた。 また、アメリカ民主党とニューディール政策を強く非難し、イギリスとフランスをはっきりと軽蔑しており、 ジョセフ・マッカーシー上院議員と蒋介石を非常に好意的に紹介した。 シカゴ・トリビューンで有名なスクープは、日本の真珠湾攻撃の前日に報道されたアメリカの第二次世界大戦参戦計画の暴露と言われる。 PR |
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