2012/10/04 20:02
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キプロス政府は銀行の資本増強と債務返済に充てることを目指し 110億ユーロ (約1兆1180億円) の救済資金を要請する見通しだ。 この規模は国内総生産(GDP)の62%に相当する。 事情に詳しい関係者3人がメディアの取材で明らかにした。 シアルリス財務相からの情報として伝えたところによれば、今年実施された ギリシャの債務再編 で40億ユーロ余りを失ったキプロスの銀行は 50億ユーロの追加資本 を必要している。 なお、シアルリス財務相は約100億ユーロが必要だと欧州連合(EU)の欧州委員会と欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)で構成するいわゆるトロイカがみていると語ったという。 キプロスは6月25日、ユーロ圏で5カ国目の支援要請国となった。救済規模は定められてない。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 人気ブログランキングへ ひとこと ギリシャは地中海東部とバルカン半島における経済の要であり、欧州全体の立ち位置とは異なっていることを知るべきだ。 ギリシャ経済がイラン問題で経済制裁の影響を強く受けているが、イラン問題に意識を集中するだけではバルカン半島の火薬が爆発しかねない。 シリアの軍事施設を設置して戦略的な行動が抑制される懸念があるロシアはキプロス支援との引き換えに軍事施設を移転する可能性もある。 PR |
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