2014/02/18 06:38
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欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー ノボトニー・オーストリア中銀総裁 は17日、ロンドンで「インフレ率が2%を超えた状態がやや長く続かない限り、政策金利は現行またはそれ以下の水準に維持される公算だ」と語った。 ただ、詳細な低金利維持の期間や経済指標の数値目標には言及していない。 インフレ率は現在、ECBが物価安定の目安とする2%弱の水準の半分に満たない。 なお、ドラギ総裁は今月6日の会見で経済の複雑な展望が今月の行動を妨げたと述べていた。 3月6日には2016年のインフレ率見通しを含むECBの最新経済予測が発表される。 この予測で、2016年になってもインフレ率が2%未満という見通しが示されるかもしれない。 その場合、ECBの物価安定の定義に近づけるために何らかの措置を取るという議論の根拠となり得るだろうと語った。 ただ、2、3年先のインフレを予想するのは リスクの高い作業 だと述べ、インフレ期待は長期的にもよく制御されている。 これらを全て考慮し、様子見をするという考え方もあると付け加えた。 ECBのフォワードガイダンスに幾分の具体性を与えた。 これは長期にわたり低金利を維持するとしたドラギ総裁のガイダンスよりも幾分踏み込んだ発言であった。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 ![]() 人気ブログランキングへ |
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