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2008/08/31 09:00
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インテグリティ・バンク(ジョージア州アルファレッタ 米地銀)は5月、ジョージア州の銀行金融局と米連邦預金保険公社(FDIC)から資金調達計画の提出を命じられていたが、9月29日破綻した。 大恐慌以来で最悪の住宅市場低迷による影響で、不動産向けローンの焦げ付きが増えたことで今年に入り 10件目となる。 インテグリティ・バンクは資産が11億ドル(約1200億円)、預金は9億7400 万ドルという規模。 なお、リージョンズ・ファイナンシャル(アラバマ州の地銀最大手)がインテグリティから全預金を引き継ぐとFDICが発表した。 インテグリティのオフィス5カ所はリージョンズの支店として9月2日に営業を開始することから、預金は引き続きリージョンズで保険が付けられ、顧客は預金保険維持のために銀行を変える必要はないとのこと。 サブプライム問題の拡大により、米国の銀行閉鎖は過去14年で最も速いペースで推移している。 金融機関が2007年以降に発表した評価損・貸倒損失は5050億ドルに達した。 リージョンズは資産約3440万ドル相当を買い取り、インテグリティの預金引き受けで1.01%の保険料をFDICに支払う。FDICは、インテグリティ破たんによる預金保険基金へのコストを2億5000万-3億ドルと試算している。 PR |
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