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# イギリス東インド会社
2010/12/26 07:45
イギリス東インド会社
   (English East India Company)
 アジアとの貿易を目的に設立されたイギリスの特許会社

 なお、会社は単体ではなく
  ロンドン東インド会社(旧会社)
  イングランド東インド会社(新会社)
  合同東インド会社(合同会社)
という三つの会社の総称として用いられている。
 
 なお、東インド会社以前にも特許会社は存在したが
    貿易商人の組合
に近い性格を持っていた
    レヴァント会社
    モスクワ会社 など
といったそれまでの制規会社とは異なり
    自前の従業員を持つ合本会社 (Joint Stock Company)
として設立された。
 当初、アジア等で産出される香辛料貿易で利益を得た。
 
 1623年にモルッカ諸島のアンボイナ(現 アンボンAmbon)島にあるイギリス商館をオランダが襲い、商館員を全員殺害した
    アンボイナ事件
後、東南アジアでの活動を縮小し、活動の重心をインドに移し、フランス東インド会社と争うようになった。
 
 最終的には七年戦争でイギリスがフランスに勝利し、インドにおける覇権を決定づけた。
 その後はベンガル地方の徴税権取得を皮切りに、次第に政治的、領域的支配組織に変化していった。

 1858年にインド大反乱の責を負う形でインド統治権をイギリス政府に譲渡し、1870年代半ばに解散した。
   
   

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