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# アフリカではSWFの数が今後数年間、さらに増加する見通し
2013/06/10 12:51
 アフリカでは地下に埋蔵されている資源の開発などの配分金が増加し
   政府系ファンド(SWF)
の創設が世界で最も力強い伸びを示している。
 
 JPモルガン・アセット・マネジメントのJPモルガン・アセットのソブリン部門の世界責任者
   パトリック・トムソン氏
によるとアフリカ諸国では資源収入と外貨準備が膨らんでいると指摘した。
 
 アフリカでは資源価格の上昇と外貨準備の増加を追い風にしてSWFの数が今後数年間、さらに増加する見通しにあるとの認識を示した。
  
 
 過去2年間にアフリカで創設されたか、または設立が検討されているSWFは15に上る。
 向こう数年間にさらに増加すると予想されている。
 
 
 資源価格が上昇する中、アフリカ諸国は余剰資金を次世代のために国の資金を運用する政府保有ファンドに投入している。
 アンゴラは昨年10月、50億ドル(約5000億円)規模のSWFを設立した。
 また、ウガンダは今年4月にSWFの創設を計画していることを明らかにした。
 
 アフリカ最大の産油国であるナイジェリアも8カ月前に10億ドル規模のSWFを設立した。
 
 
 
ひとこと
 地下埋設資源は限りがあるものだ。技術的な進化が進めばこうした資源の利用価値が低下する可能性もある。
 リサイクル可能な金属資源などは、都市鉱山が生まれる背景となっている。

 日本のように海洋域の深度の関係で採取が現時点の技術では不可能なところであっても、資源価格が上昇すれば研究費が潤沢になり開発余力が高まり、技術を確保することが可能になるだろう。 
 地域的に偏在する地下資源だが、日本がいつまでも資源小国と言った考えを持つことはない。
 
 
  
 
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