2018/04/12 04:35
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モルガン・スタンレーのストラテジスト ジョナサン・ガーナー氏 らは10日付の顧客向けリポートで、アジアの主要7株価指数の年末目標を引き下げた。 この中には、同行にとってほぼ2年ぶりの大きな引き下げとなった日本株も含まれている。 MSCI新興市場指数の目標引き下げは2016年の早い時期以来のこと。 年内の上昇余地が乏しいとの見方を示唆したうえ、中国や香港、日本の株価指数が 1月の高値 に再び接近する公算は小さいと予想している。 金融市場全体にわたる ボラティリティー の上昇が投資家のリスク資産選好を抑えており、想定を下回る世界の経済統計が企業収益を圧迫する見通しという。 1月まで世界で最高水準のリターンを上げていた地域でも、年内の残る期間は投資家にとって「より厳しい環境」になるとしている。 なお、同行では中国の目標を最も大きく引き下げた。 米国との通商対立激化を回避する兆しが見られる中で中国株は今週反発した。 ただ、MSCI中国指数が年内に10日の終値を超える可能性は低いと予想。 なお、CSI300指数の年末目標は4200でさらに7%の上昇余地を見込むものの、従来想定していた4500を大きく下回る可能性がある。 PR |
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