2012/01/31 21:30
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シリアの首都ダマスカス(Damascus)近郊で29日、反体制派と政府軍との激しい衝突が発生した。 英国に本部を置く シリア人権監視団 (Syrian Observatory for Human Rights) のラミ・アブドル・ラーマン(Rami Abdel Rahman)代表はAFPの取材に、前年3月半ばに反体制運動が始まって以降、最大の衝突だと述べた。 シリア人権監視団によると、シリア全土の死者数は同日だけで少なくとも80人に達し、うち半数が民間人という。27日からの死者数は計175人に上っている。 活動家らによると、政府軍はダマスカス郊外のドゥーマ(Douma)やサアバ(Saaba)、イルビン(Irbin)、ハムリヤ(Hamuriyeh)の各地区に対し、重火器や迫撃砲で攻撃した。 反体制派と激しい白兵戦になり、こう着状態になっている。 反体制派は、政府軍からの新たな離反兵によって士気が上がっているという。 離反兵士らで作る反体制派の 自由シリア軍(Free Syrian Army) は、政府軍から新たに50人以上の将校や兵士が離反したと発表した。 首都に向け進軍中でダマスカスの8キロ郊外で政府軍と戦闘になったと述べた。 同軍によると、シリア政府側はダマスカス周辺の村や中部ハマ(Hama)に対し 重火器 を用いた空前の攻勢を24時間にわたって続けているという。 PR |
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