ＧＦＭＳ（貴金属調査会社　英）によると、金鉱山の生産量は07年に1.4％減少し、11年ぶりの低水準となっている。

　ことしは、世界最大の貴金属生産国である南アフリカ共和国での電力不足により、金の生産量はさらに減少する可能性があると見られる。

　米国金融機関にとって打撃となっていた信用危機が最悪の状況を脱した兆しが示されたことから、金相場は最高値から14％下落している。
　米ドル相場や世界の株価が下落した際、投資家らは金を代替資産として購入していた。金相場は１日、６週間余ぶりに１オンス当たり900ドルを割り込んだ。
　　　

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