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# 金融政策をめぐる意見の相違を政治化させるべきではない
2010/11/19 06:26
 ウォーシュ理事(FRB)の発言(18日)
  場 所  シカゴ
 討論会でFRBの非伝統的な金融政策をめぐる議論により、金融政策をめぐる意見の相違を政治化させるべきではない。
 FRBの政治からの独立性が損なわれることになってはならないと指摘した。ranking
   
 ただ、FRBのグリーンスパン元議長の運営で、LTCMの破綻が起きた際の債券処理の手法が問題であり、その後の低金利政策を継続させ低所得者向けのサブプライムローンを拡大させ、ファンドなどの金融派生商品にリスクヘッジとして組み込んだ上で世界中にばら撒いた結果、景気失速が影響し、ローン破綻が多発したことが今日の世界規模の不況を作り出したとも言える。
 今回の信用不安に伴い喪失した金額はLTCMを救済
参考)した際に使った金額の数百倍の規模となっており、現在も出口さえ見えない。
 1998年のLTCMで経済破綻を引き起こさせれば被害額は各段に少なく、影響の規模も小さかったものの、資金の市場への供給パイプを開いたまま閉じることをしなかったFRBの責任は重い。
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