三井物産の発表（21日）

　同社が40％の権益を持って豪州で油井５本で生産を始めた

　　エンフィールド油田に

1億5000万ドル（180億円）を追加出資すると発表した。

　同油田は昨年7月に生産を始めたが、9月に一部の油井から水や砂が噴出して生産量が低下したため、新たな油井掘削や改良を進める。

　現在の日量約4万バレルの生産量を2007 年度に4万5000―5万5000バレルに引き上げる。

　また、同油田の権益の60％を持つウッドサイド・エナジー（豪資源開発大手）も2億4000万ドル投資し、2社合計で07年度に3億9000万ドルを投資する計画。

　なお、昨年7月の生産開始までの投資額は合計で9億5000万ドルになった。
　
　新しく4―7本の油井を掘削するほか、生産停止中の油井の砂の除去装置を交換するなどし、生産能力を増強する。
　
　

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