米国のガソリンなど石油精製品の輸出が過去最高水準に達している。
運搬船の供給過剰が来年解消され、海運レートが3年ぶりの高水準に達するとの見方が広がった。
米国エネルギー省のデータによると、中南米向けを中心に1-9月の輸出は
前年同期比+24%と増加した。
ガソリンを輸送できる中型船の用船コストは来年、17%上昇し1日当たり1万4000ドルになると予想されている。
米国の原油生産は1-9月に1.7%増加した。
なお、ガソリン需要は7月に3.7%減少し同月としては11年ぶりの低水準となった。
原油や石炭の運搬船の運航は少なくとも向こう2年間赤字になると予想されている。
米国の資産家のウィルバー・ロス氏は先月、海運業界への初の投資を完了
燃料運搬船30隻を購入する投資家グループに加わった。
なお、石油精製品の運搬船は12年にも
損益分岐点に達する可能性があるという。
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ひとこと 米国の原油販売シェアの拡大とシェールガス、シェール原油の販売先を確保する動きは今後も強まるだろう。
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