2008/11/23 07:55
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複数のヘッジファンドに投資し9億5300万ユーロ(約1140億円)を運用する投資するファンド・オブ・ファンズの ヘッジ・インベスト のアレッサンドラ・マヌリ氏が20日、投資家向けの説明で明らかにしたところによると、ヘッジファンドの運用成績は向こう1年に2けた台のプラスとなる可能性があるとしている。 ヘッジ・インベストは、マクロ、株式ロングショート、転換社債裁定の戦略のファンドを有望視しているようだ。 同氏は為替相場の大幅な変動と質を無視した信用コストの設定が、収益機会を生むと説明した。 同氏は転換社債の発行が増える一方で買い手は非常に限られるとの見通しを示した。 調査会社ヘッジファンド・リサーチ(シカゴ)のデータによれば、ヘッジファンドの今年1-10月の平均運用成績は -16% だった。 また、シンガポールの業界データ提供会社ユーレカヘッジによると、業界の運用資産は10月に627 億ドル(約5兆9500億円)の純減となったと惨憺たる結果。 ただ、ヘッジ・インベストは、業界規模縮小で、残ったファンドは今後数カ月、競争緩和の恩恵を受けるだろうとしている。 PR |
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