2010/07/03 07:31
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英国の製油大手BPのメキシコ湾の油井からの原油流出により、需要が鈍化するなか、リグの供給が過剰となり 深海リグのリース料金 が約20%下落すると、アナリストらは予想しているという。→ ranking シティグループやODSペトロデータ、サンフォード・バーンスティーンの推計の平均で、深海リグのリース料金は向こう半年間で約2割下げ1日当たり35万ドル(約3100万円)になると予想されている。 なお、サンフォード・バーンスティーンによると、リグは世界で計64基が建設中で、1980年代初め以降で最大の増加となる見込みだ。→ ranking 4月に発生したリグ ディープウオーター・ホライズン の爆発・沈水事故は米国史上最大規模の原油流出につながったことを受け、オバマ大統領は深海掘削を半年間禁止した。 これによりメキシコ湾のリグ33基が操業を停止し、ノルウェーの石油会社 スタトイル(企業情報) アナダルコ・ペトロリアム(企業情報) 米国の コバルト・インターナショナル・エナジー(企業情報) は、リグのリース契約に関し、不可抗力の事態が発生したことを理由に契約不履行に伴う責任を免除される条項 フォースマジュール を宣言した。 リース価格の下落によりリグ関連各社にとって、契約増に向けたプレッシャーが強まる可能性がある。 → ranking PR |
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