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# 景気刺激策の解除を進めるとの懸念
2010/01/28 05:31
 欧州株式相場は世界経済が戦後最悪のリセッションから回復するなか、各国の政府や中央銀行が景気刺激策の解除を進めるとの懸念が強まり、ダウ欧州600指数は

    247.31(前日比-0.8%)

となった。

 欧州委員会が欧州連合(EU)加盟国内で最大の財政赤字を抱えるギリシャに対し、削減への取り組みが十分でないと指摘したことがきっかけとなりギリシャ国立銀行は値下がりした。

 スペインの銀行2位バンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)は09年10-12月(第4四半期)決算が市場予想に届かず、失望が広がり昨年3月以来の大幅安となった。  
 

 中国による景気過熱の抑制措置やオバマ大統領の投資銀行に対するコメントなどがあり金融市場に不確実性の動きが芽生え始めている。

 昨年3月の相場回復以降、同様の状況は何度かあったのは周知の事実であり、こうした疑念が広がり始めると相場が不安定になるのに時間はかからないし、加速的に広がるため、時間が経過して冷静になるまで止めることは殆ど不可能となる。

 西欧市場では、18カ国のうち15カ国の主要株価指数が下落。ダウ・ユーロ50種指数は前日比1.4%安、ダウ・欧州50種指数は1.1%値下がりとなった。
   

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