2011/09/07 12:22
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投資家は、ヒルデブランド総裁(スイス国立銀行 SNB 中央銀行)はスイス・フラン高の抑制に向けて 無制限に資金を投じる姿勢 を打ち出した。 同総裁の公約は、2010年のスイス中銀の 介入策よりも成功の確率が高い とクレディ・アグリコルやウニクレディト・グループのアナリストらが指摘した。 ダラフ・マー氏(グローバル為替戦略責任者 クレディ・アグリコル)は 投資家向けリポート でこの戦略は失敗する運命にはないとし、投機家が勝つと想定するのは間違いだろうと述べた。 SNBは窮地に追い込まれていたかもしれないが 追いつめられた時の戦う決意は最強 であることが多いと指摘した。 同中銀は昨年6月までの1年3カ月にわたるフラン売り介入で 10億ドル (現在のレートで約1兆6000億円) の損失を抱え、総裁は辞任圧力にもさらされた。 なお、SNBは先月、利下げや 短期金融市場への流動性供給の拡大 を通じてフラン高への取り組みを強化した。 SNBは6日、欧州債務危機や世界的なリセッション(景気後退)再発懸念を受けてフランが 大幅に過大評価された水準 にあるとして、1978年以来の対ユーロ相場の上限を 1ユーロ=1.20フラン に設定した。 この措置を受けてフランは主要16通貨に対し少なくとも7.8%下落し、過去最大の下げを記録した。 ひとこと 市場介入の力を考えればスイスフランという紙幣をSNBは印刷機で刷れば、金融市場に大量に供給できる。 ただ、この副作用はハイパーインフレを引き起こすと言うことだ。 意識しておれば問題はないが、通貨戦争が起こされると国が滅びかねない。 過去幾多の国が滅び去る原因は食糧生産が減少し国内の経済が麻痺し、国民が食べれなくなり行政組織が維持できなくなった結果、行政組織内からの離反が相次ぎ引き起こされてきた歴史を知るべきだろう。 ↓ 参考になったらクリックお願いします。 PR |
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