マコーミック財務次官（国際金融担当　米国）は８日、中国がオバマ次期米政権と経済動向をめぐる協議を今後も継続する意向だとし、協議継続は両国の利益であるとの認識を示した。

　財務次官は、ポールソン財務長官との北京訪問を終え帰国、ＣＮＢＣテレビに対し

　　　　　中国は、協議を続けることへの関心

を繰り返し表明したと語った。
　現在のような国際的経済緊張の下、協議はかつてないほど重要であり、われわれは明らかに対話継続を望んでいると話した。

　なお、オバマ政権は１月２０日に発足するが、２００６年から始まった中国との戦略経済対話を継続するかどうかについて、オバマ氏は現段階で明らかにしていない。

　戦略経済対話の意味が米国が毎年秋に日本に突きつけてくる「年次改革要望書」という名前の一方的な金品のおねだりとはやや異なったスタイルのものであり、米中相互の利益確保の話し合いが継続されるかは不明。
　　　

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