米国債相場は週間ベースで上昇した。

　今週は財務省が計540億ドルの債券入札を実施したほか、連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が公表した連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）の議事録で利上げ時期を探る手掛かりを得られなかったことが影響している。

　信用市場の混乱が拡大する可能性があるとの見方が広がっており、国債への買いが膨らんだ。

　米国経済の成長は７月の個人消費支出で減速が明らかになり、前日発表された第２四半期実質国内総生産（ＧＤＰ）改定値の伸び（3.3％増）から鈍化するとの見通しが強まった。　
　　　　

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