2008/09/09 20:49
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資源大手のブラジル・ヴァリ(旧リオドセ)が新日本製鉄など国内鉄鋼大手に対し、2008年度鉄鉱石価格の追加値上げを求めていることが判明した。 ヴァリと鉄鋼大手は2月に07年度比65%の値上げで合意済みとなっている。 その後、英豪リオ・ティントとBHPビリトンが同97%の値上げで決着したため、08年度中に約12%値上げしたいとの意向を伝えた模様だ。 本来は、これまで年1度の交渉で決められてきた鉄鉱石価格が年度の途中で変更されるのは異例のことで、実現すれば鉄鋼業界にとって更なるコスト圧迫要因となるものの慣習化する可能性もあり、商習慣を無視した中国の資源買いあさりの影響が出た形だ。 ただ、輸送コストを考えれば決着する可能性は低くなる。 PR |
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