2009/04/28 05:06
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NY時間帯、外国為替市場では、円と米ドルが全主要通貨に対して上昇した。 豚インフルエンザによる死者が100人を超えたほか、米国、カナダでも感染者が確認されたことから景気後退が深刻化する恐れがあり、米国経済がこのまま縮小を続けるとの懸念が強まり、逃避先としての両通貨へ資金が流入したようだ。 なお、メキシコ・ペソはメキシコで対米ドルでほぼ6カ月ぶりの大幅下落し、資源国通貨である豪ドル、NZドルおよび南アフリカ・ランドも大きく売りが先行して下げた。 豚インフルエンザは直ぐに収束するようなワクチンもなく、 リスクの高い通貨 のわずかな上振れリスクも相殺しまう可能性が高い。ただ、中国で起きたSARS (重症急性呼吸器症候群)と同様に考えれば半年といったスパンの影響となりそうだ。 市場は今、メキシコに焦点を当てているが、事態がずっと深刻になれば、悪影響はメキシコを越えて広がっていくことになれば貿易国の円は売りに転じる可能性が高い。 |

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