2010/07/03 11:17
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欧州でエネルギー関連のヘッジファンドの破綻が相次いでいる。→ ranking 原油や石炭、電力の価格下落を受けた投資資金の引き揚げでファンドマネジャーらは運用規模の縮小を余儀なくされている。 データによると、2010年1-6月(上期)に閉鎖されたファンドは少なくとも6本(運用資産の合計は1億5800万ドル=約140億円)で、そのうち4本は5月と6月に清算された。→ ranking ランパート・キャピタル(ロンドン)の最高投資責任者(CIO)、マルセロ・ロマノ氏は設定から9カ月で十分な資本を投資家から集められず、ファンドの閉鎖を決めたと述べた。 ブレント原油は5月に08年11月以来最大の下落を記録し、ドイツの電力価格は今年、月間ベースで4回下落しており、これらのファンドには痛手となっている。→ ranking JPモルガン・チェースの6月10日付リポート 世界のエネルギー・ファンドは1-5月期の平均リターンがマイナス19%に悪化した。 これに対し2000以上のファンドで構成されるヘッジファンド・リサーチの主要指数は0.9%上昇した。 ヘッジファンド・リサーチの6月8日の報告によると、1-3月(第1四半期)に世界で清算されたファンドは約240本と、前四半期の165本から増加した。 → ranking PR |
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