ワシントン・ポスト
　　　（The Washington Post）
　1877年創刊のワシントンD.C.で創業した新聞
　
　米国内での発行部数は
　　　USAトゥデイ（211万部）
　　　ウォールストリート・ジャーナル（208万部）
　　　ニューヨーク・タイムズ（103万部）
　　　ロサンゼルス・タイムズ（72万部）
に次いで第5位（66万部）という。
　
　ワシントン・ポストはワシントンD.C.の地方紙として世代にわたってを所有していた
　　　マクリーン家
が経営破産した後に、父親がロスチャイルド系投資銀行
　　　ラザード・ブラザース
の共同経営者であった
　　　マルク・ユージン・マイヤー
の息子で、初代「世界銀行」総裁であった
　　　ユージン・メイヤー
　　　　　　　（1875年 - 1959年）
が同社を買収し、その娘（三女）の
　　　キャサリン・グレアム
が夫のフィリップ・グレアムの自殺以降、同社を支配管理している。
　
　なお、彼女は、この新聞の発行人（1969年から1979年）まで務め、1973年から1991年まで社長を、1999年から亡くなる2001年まで会長を歴任した。 
　

　容共リベラルな編集方針が特に冷戦下では政権から敵視され、小説「大統領を作る男たち」では“ポトマック河畔のプラウダ”と揶揄されている。
　　
　
　
　
　なお、1889年に
　　　ジョン・フィリップ・スーザ
がこの新聞の発行人に抜擢され、同タイトルの行進曲「ワシントン・ポスト (行進曲)」を作曲した。
　この曲はスーザにとって初の大ヒット曲となった。
　
　
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