ロシア中央銀行の発表（30日）

　翌日物と期間７日のレポ（売り戻し条件付き買いオペ）金利を従来の10％から11％に引き上げた。

　同中銀の発表によると、利上げはインフレ抑制とルーブル安定が狙い。
　　
　景気後退の流れの中、資金需要が低下し外貨確保が難しくなっている新興国では資金の流入を図るべく、金利を引き上げ資金流入と輸入物価を押さえる動きを取る動きが次第に強まっていくかもしれない。
　　
　ただ、金利引き上げには国内産業への打撃も大きく難しい舵取りになるだろう。
　　　　

[0回]