2010/01/25 20:57
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インジウム、モリブデンといった主要品は昨秋に比べ2~4割高となるなど電子機器やエコカーの生産に欠かせないレアメタル(希少金属)の国際価格が相次いで急伸した。 好調を維持する中国の家電消費に加え、日本で自動車や家電の生産回復を受けて需要が上向いたのが主因だといわれている。 一部に投機的な買いも入っており、市場の過熱感が強まることを懸念する向きも多く中国も戦略物資としての取り組みを強化しているようだ。 液晶テレビの透明電極材の原料となるインジウムは現在、1キロ540ドルと2009年11月の直近安値に比べ20%上昇して1年3カ月ぶりの高値を付けた。 日本の09年11月のインジウム輸入量は42トンと中国や日本での液晶テレビ販売の好調を受け、8割前後の世界シェアを持つ日本の透明電極材メーカーのインジウム需要が拡大し07年6月以来の水準に回復している。 PR |
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