ラガルド経済財務雇用相（フランス）の発言（２０日）

　　　要　　件　　ヨーロッパ１ラジオ
　
　世界的な金融危機の影響で、０９年の同国国内総生産（ＧＤＰ）伸び率見通しを従来見通しの約１％を据え置くとしながらも、今後状況次第では下方修正する可能性があると指摘した。

　フランス議会は２０日、０９年度予算について、審議を開始する。

　０９年仏ＧＤＰ伸び率の従来予想は、金融危機による打撃で非常に脆弱なものとなっており第３・四半期のＧＤＰ統計が出たときに、再度見直し、必要ならば下方修正するとの意向を示した。
　　　

　第２・四半期の同国ＧＤＰ伸び率は、前期比マイナス０．３％だった。アナリストの多くは、フランスがリセッション（景気後退）入りしているとして、第３・四半期に、一段のマイナス成長を見込んでいる。

　通常、２四半期連続でマイナス成長となった場合、経済はリセッション入りしたと定義される

　フランスは、２００８年通年のＧＤＰ伸び率を１．０％と予想している。

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