ナイジェリアの武装勢力は、ニジェールデルタ地域で主要な石油パイプラインを爆破したと発表した。
　このパイプラインは、イタリアのＥＮＩ傘下ＡＧＩＰと国際メジャーのシェルが保有するもののようだ。

　ニジェール・デルタ解放運動（ＭＥＮＤ）は電子メールでの声明で、１７日にパイプラインを爆破したと表明したという。

　ナイジェリアは現在、世界で第８位の石油輸出国であるが、これまでも同武装グループ空の攻撃を受け、原油価格上昇のインパクトが強く出ることが多く見られたが、景気後退の波には抗えず売りが続いた。

　なお、ＭＥＮＤは１４日、石油セクターや関係者に対する「石油戦争」を宣言している。
　　　　

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