2009/12/21 06:14
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外食大手のゼンショーが運営している牛丼チェーン4位の なか卯(う) は、21日から牛丼並盛りの定価を40円下げて350円にするという。 ゼンショーグループの すき家 が7日から並盛りの定価を50円下げて業界最安値にしたところ客数が2、3割も伸びたため、苦戦が続くなか卯も値下げを行い売り上げを増やし薄利多売の戦略に転換したようだ。 ゼンショーが傘下2チェーンで値下げすることで、牛丼の価格破壊が一段と激化し体力消耗戦が拡大することとなる。 こうした動きが本当に景気を回復させ企業経営を安定化させることにつながり、消費者の購買力を将来的に高める力とになっていくかは疑問で、価格破壊と味覚破壊が連動して行くような気分にもなる。 消費者の消費行動は安易な値下げだけでは一時的な効果で売り上げが増加するものの鎮静化も早く、消費2分化でしかない。 PR |
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