南米チリで発生した大地震と津波による被災地域と同国中南部に集中しているワイン産業は地域が重なっている。

　チリワイン協会によると、瓶が割れたり、タンクが倒れたりして失われたワインは
　　　１億２５００万リットル
と、通常のボトルでざっと１億７０００万本分に相当する規模となった。
　２００９年の生産量１０億１０００万リットルの約１２％にあたり、金額にして２億５０００万ドル（約２３０億円）の損害が発生している。

　このため、大半のワイン業者は現在、操業停止中のままとなっている。
　　　　

[0回]