複合企業ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）の発表（16日）

　2009年７－９月（第３四半期）決算は、コスト削減や税控除などが寄与したことから純利益が

　　　　24億5000万ドル
　　　　　（１株当たり22セント、前年同期比－45％）
　　　　　前年同期は44億8000万ドル（同45セント）

で市場予想では１株当たり利益が20セントであったが、この水準を上回った。
　ＧＥによると、純利益には１株当たり５セントの事業再建費用が含まれる

　また、売上高は前年同期比20％減の378億ドル（市場予想　397億ドル）であった。　　

　ＧＥでは金融部門であるＧＥキャピタルについて消費者金融事業での損失と不動産取引の低迷の影響を受けて２億6300万ドルの利益を確保したものの前年同期比で87％の減益であったことから事業縮小を進めているほか、メディアグループのＮＢＣユニバーサル部門への出資減を検討している。

　一方、世界的な金融危機やリセッションの影響からの脱却を目指して

　　　エネルギーや運輸、ヘルスケア事業

は強化している。
　　　　

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