2012/02/05 21:49
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ギリシャ財務省当局者がパパデモス首相と 欧州委員会 欧州中央銀行(ECB) 国際通貨基金(IMF) で構成するトロイカの当局者との会談後に、ギリシャへの第2次支援をめぐる交渉が 主に労働問題で行き詰っていること を匿名で記者団に語ったという。 ヨゼフ・アッカーマン最高経営責任者(CEO ドイツ銀行)は4日、ミュンヘンでの会合でギリシャ国債の 民間債権団 がギリシャ政府との交渉で 70%強の債務削減 を提案していることを明らかにした。 なお、同CEOにょれば民間部門は極めて寛大で、70%を上回る削減を提案していると語りギリシャ経済が崩壊すれば パンドラの箱 を開き、ユーロ圏の景気回復を台無しにするだろうとの見解を明らかにした。 ギリシャは第2次支援策をめぐる交渉で合意に達しておらず、支援獲得は危うい状況にある。 ベニゼロス財務相は4日、成功と失敗の距離は非常に小さく 失敗は不運や誤解が原因 となる恐れもあると指摘した。 なお、未解決の問題には ①ギリシャがどれほど追加支援を必要とするのか ②同国にどの程度追加的な財政緊縮策が必要なのか ③債務スワップにECBをどのように関与させるのか といった点が含まれるとのこと。 PR |
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