ウォールストリート・ジャーナル（WSJ　1日）

　ギャンブルの街ラスベガスが景気減速やガソリン価格の高騰を受け打撃を受けていると報じた。
　ガソリン価格が4ドルに達し住宅市場の調整が続くなか、航空会社はラスベガスへの運航も減少させているという。

　トロピカーナ・エンターテイメントは26.7億ドルの債務不履行につき5月にチャプター11を申請している。
　また、グリークタウン・ホールディングスも破産申請を検討中といわれる。

　株価も急落しており、ボイド・ゲーミングの株価は去年の夏に54ドルと最高値を更新してから、5年ぶりの低水準である12ドルまで大幅に値を下げた。
　また、MGMミラージュでさえ35ドルを下回る水準となっている。

　投資格付け会社はカジノ会社の格下げに踏み切った。
　ムーディーズはこれまでカジノ会社17社を格下げし 11社が格下げ方向で検討中だという。
　　　

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