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# ウッドサイド・ペトロリアムの権益確保
2011/10/20 05:16
 JPモルガン・チェースの資源アナリストのベンジャミン・ウィルソン氏らのリポート(18日)
 欧州最大の石油会社、英・オランダ系
   ロイヤル・ダッチ・シェル
が保有するオーストラリアの石油・ガス会社
   ウッドサイド・ペトロリアム
の株式24%をめぐり、三菱商事三井物産、または中国が一部取得に関心を示す可能性があるとみている。
 
 シェルは昨年11月8日、保有するウッドサイド株式の
    10%を売却する計画
を発表した。
 また、残り24%については少なくとも1年は保有を続ける意向を示していた
 
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 JPモルガンは、BHPビリトン
    地理、商品の分散
という観点から関心がないようだ。
 最近別の買収を目指したと説明したうえで、さらに
   70億豪ドル(約5530億円)相当
の保有株を全て売却するのは
   現在の状況では相当難しい
と予測分析した上で、より良い価格で売却するのを待つ余裕がシェルにはあると指摘した。
 
 
 日本企業は戦略的にウッドサイドの資産に関心を示す可能性があると指摘した。
 また、中国にとって、このような案件は輸入された
    液化天然ガス(LNG)
のコストに対する間接的なヘッジになり得ると記した。
 
 なお、英・豪系BHPは今年4月、シェルが保有するウッドサイド株を取得し、同社の完全買収を検討しているとの観測を否定した。
 
 
ひとこと
 資源確保をめぐる動きは景気後退期にあっても、優良物件の取得は行うべきである。豪政府における炭素税等の問題があるが、時間が解決するだろう。
 
 
 
 

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