イラクのヌーリ・マリキ首相がバグダッドで行われた部族長らとの会合の席で、米政府とイラク政府が2011年までにイラクでの外国軍の駐留を終了することで合意したと発表した。
　一方、大きな前進があったものの、イラク駐留米軍のあり方を規定する地位協定に関し両国にとって重要ないくつかの点で合意できていないこともあるが、石油利権確保もままならないため3年間でイラクに米軍が投入した資金を回収することは不可能であり、大きな金銭的な損害が生じることから米ドルが売られる要素がまた増えそうだ。
　

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