ロジャーズ・ホールディングスの
ジム・ロジャーズ氏
は24日午後都内のアール・ビー・エス(RBS)証券主催の講演会で、為替相場の見通しについて
これからも円高傾向は続く
と述べた。
なお、自身が保有している円資産の運用方針では
どのくらいまで円高になるかは分からない
がまだ売却はしないと語った。
信用不安が依然として残る欧州での債務危機問題に関しては
銀行破たん など
を目の当たりにしないと立ち直らないと指摘した。
それまではユーロを買い増すチャンスかもしれない。
また、完全に解決できるまでユーロは売らないと述べた。
コモディティ市場は10年強気市場が続いており、その発端は
需給バランスが崩れたこと
と指摘した。
非鉄金属も原油も農産物も供給量が需要に応じていないとして
上げ相場
は何年間も続くと思っており、強気市場は当面続くだろう。
自分自身の投資戦略については
コモディティと通貨
はロング(買い持ち)で、株式はショート(売り持ち)していると続けた
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ひとこと 景気回復までのリスクヘッジと言うことだ。売り時は経済の流れの潮目がはっきりした時点だろうが、なかなか明確な判断をもつことは難しい。
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