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2025/05/30 05:13
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ゴールドマン・サックス・グループのエコノミスト クレメンス・グラーフ バシャク・エディズギル 両氏は28日の顧客向けリポートで、トルコ中銀が最近、リラの下落ペースを意図的に速めており、投機的資金の流入抑制や、輸出企業による「リラが高過ぎる」との苦情への対応を意図している可能性があると指摘し、世界で最も成功していた キャリートレード戦略 が脅かされつつあると警告した。 また、 「中銀はキャリートレードによる外貨流入に依存して外貨準備を積み増すことを重視していないもようだ。そのため、リラを下落させる政策は一つには、そうした資金を市場から締め出す狙いがあるのかもしれない」と分析した。 有力な大統領候補と見なされイスタンブール市長だった エクレム・イマモール氏 が3月に逮捕されたことで 政治不安 が広がりリラが急落したうえ、輸入物価の上昇が引き起こされるなどインフレ見通しも悪化した。 これを受けて中銀は昨年12月から始めた 金融緩和 を反転させているが、リラは5月に対ドルで約1.6%下落し、前月の1.4%安に続く形となった。 政策当局はインフレ率を4月の38%から年末までに24%に押し下げたい考えだが現在のリラ安のペースはこの目標に相反している。 ゴールドマンは、中銀は遅くとも7月に「現在の為替政策も見直す可能性が高い」とみている。 現在の為替政策は、「実質為替レートの大幅な上昇を回避するため、あらかじめリラ安を織り込む前倒しの調整」だとの見方を示した。 過去2年にわたり、高金利とインフレ調整後のリラの相対的な強さが、キャリートレードによる資金流入を促してきた。 中銀は流入資金を活用して 外貨準備を積み増すこと ができたが、市場に巨額のリラ資金を放出することになり流動性管理が複雑化した。 PR |
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2025/05/29 10:42
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香港に拠点を置くCLSA証券のチーフ株式ストラテジスト アレクサンダー・レッドマン氏 はブルームバーグのインタビューで、現在の日本株相場の水準はフェアバリュー(適正価格)に近く、 中立の投資判断 を維持している。 CLSAは2024年5月、日本株の投資判断を「オーバーウエート」から「中立」に引き下げた。 昨年の投資判断変更は日本株がコーポレートガバナンス(企業統治)改革などの好材料を全て織り込んだと判断したためだと説明した。 現在も、同証モデルとほぼ整合的な水準にあり、ベンチマーク並みの中立姿勢を変えていないと続けた。 昨年度の日本株は第1四半期(4-6月)に世界でトップクラスのパフォーマンスを上げたものの、その後は失速している。 なお、日経平均株価も史上最高値を付けた同年7月を天井に、2度の急落を含め伸び悩んでいる。 日本企業は相対的に債務規模が小さく、世界的な金利上昇局面で優位性を発揮した。 ただ、主要国で実質金利が唯一マイナスの日本では日本銀行の金融引き締めが続く可能性が高く、以前ほどの「追い風はなくなった」と見ている。 一方、4月の急落から回復し、史上最高値に再び迫る米国株については 「天文学的な規模」の独りよがり状態 で、極めて危ういと指摘した。 トランプ大統領の関税政策が米経済に打撃を与え始め、企業利益の下方修正は不可避だと続けた。 4月に米政府が公表した対米貿易赤字を減らすための追加関税は一部で修正や停止したとはいえ、10%の基礎関税に鉄鋼やアルミニウム、自動車のほか、米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)不適合のカナダ、メキシコ産品には25%の関税がかけられ、「1940年代以降、最も高い関税率」だと強調した。 米経済には今後、景気後退とインフレが同時に進む スタグフレーションの圧力 がかかると予測している。 ミシガン大学の消費者マインド指数は期待指数が約45年ぶりの低水準に落ち込み、企業の設備投資計画がマイナスとなったのは今世紀に入り4度目と特異な状況になっている。 対照的に、米国株市場での利益予想は強気のまま継続している。 レッドマン氏は25年の1株当たり利益(EPS)予想は10%増、26年も14%増と過去40年超の平均6.7%を上回り、達成は「不可能な水準」と分析する。 また、22-23年に景気後退を予測し、外した米証券各社は同じことを繰り返したくないため、今後はアナリストによる「業績予想の下方修正という痛みを伴うプロセスは避けられない」とみている。 |
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2025/05/28 07:37
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米国大統領経済諮問委員会(CEA)の ミラン委員長 は、「米国は強いドル政策を維持している」とブルームバーグのポッドキャスト「ビッグテイクDC」で明かしたうえ、政府が密かにドル安誘導の国際的取り決めを画策しているとの見方を否定し、強いドルの利点を強調した。 為替についてはベッセント財務長官が政府の見解を公式に表明する役割を担うと指摘した上で、国際的なドル安協定の臆測について「われわれがひそかに進めているという事実はない。まったく根拠のない話だ」と続けた。 外国為替市場では数週間前から、ボラティリティー(変動性)が上昇しており、米国の貿易相手国が貿易不均衡を是正する措置の一つとして自国通貨を対ドルで押し上げることに同意する可能性が、市場では意識されている。 トランプ米大統領はかねて、貿易相手国が対米通商を有利にするために意図的に為替レートを操作しているとの非難を繰り返してきた。 4月9日に高率の上乗せ関税が突然90日間停止され、交渉の余地が出てきて以来、アジアの通貨は特に大きく上昇している。 台湾ドルは10%近く値上がりしており、今月には1988年以来の大幅高を記録した日もあった。 韓国ウォンは6.4%上昇。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は、トランプ氏が2度目の大統領就任を果たして以来、6%余り下げている。 ミラン氏は「通貨政策に変更はない」と述べた。 同氏は貿易交渉に直接関与していない。 ミラン氏が昨年12月にホワイトハウス入りを打診されて以降、国際的なドル安協定の臆測が取り沙汰されている。 同氏はヘッジファンドの ハドソン・ベイ・キャピタル に在籍していた11月、ドル安誘導を目指す多国間取り決め「マールアラーゴ合意」の青写真といえる論文を発表している。 |
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2025/05/27 07:02
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石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成されるOPECプラスは、7月の供給引き上げについて協議を進めており、来月1日の会合で決定する見通しと情報が非公開だとして匿名を条件に参加国の代表らがメディアの取材で明らかにした。 これが実現すれば3カ月連続の供給拡大となる。 この同代表らによれば、7月は日量41万1000バレルの増産が検討されており、これは当初計画の3倍に相当する。まだ最終合意には至っていない。 当局者らは非公式の場では、 過剰生産を行う参加国に対する締め付けや、 トランプ米大統領への配慮 など、多くの要因が背景にあると指摘したうえ、OPECプラスは5、6月も日量41万1000バレルの引き上げを発表しており、これは現在のOPECプラスの生産量のおよそ1%に当たる。 OPECの供給拡大は原油下落を招く一因となった。 22日の取引で原油は下落。北海ブレントは一時、1バレル=64ドルを割り込んだ。 OPECプラスは供給増は需要に対応するためだと主張する。 OPECプラスの主要8カ国は6月1日にビデオ会議を開催し、7月の生産水準を決定する。 また5月28日には全22カ国による一連のオンライン会合が予定されており、2025、26年の基準となる生産枠について検討する機会が設けられる。 |
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2025/05/26 05:58
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S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスが発表した米国企業の 5月購買担当者景気指数(PMI)速報値で総合PMIは 52.1 と前から1.5ポイント上昇し米国の企業活動と生産の見通しはが改善した。 市場予想は50.3だった。 製造業PMIは52.3(前月50.2)に上昇、市場予想は49.9だった。 サービス業PMIは52.3(前月50.8)に上昇、市場予想は51.0だった。 関税による価格上昇圧力は高まり続けているものの、貿易を巡る不安は後退した。 企業の活動と景況感の両面で安定化が示唆される一方、企業は商品や原材料にかかる輸入関税の増加分を価格に転嫁している。 総合PMIの販売価格指数は3カ月連続で上昇し、2022年8月以来の高水準となった。 この上昇はトランプ関税に伴う 供給不足への懸念 を反映しており、多くの生産者は在庫の積み増しに動いている。 製造業PMIの在庫指数は、データを取り始めた2007年以来の高水準に上昇した。 |
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2025/05/25 03:12
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米銀JPモルガン・チェースの投資銀行事業の手数料収入は4-6月(第2四半期)に、アナリスト予想よりも大幅な減少となる可能性がある。 トランプ米大統領の政策発表を受けた金融市場のボラティリティーを背景に、取引の低迷が続いている。 商業・投資銀行部門の共同責任者 トロイ・ロールボー 氏は、投資銀行の手数料収入について、前年同期比で10%台半ばの減少になるとの見通しを示した。 アナリスト予想よりも大幅な落ち込みだった。 ロールボー氏と共同で同部門責任者を務めるダグ・ペトノ氏は、ボラティリティーを受けて多くの顧客が「ブレーキを踏んだ」と、同行が19日開催した投資家デーで説明。トランプ氏の政策や世界的な貿易戦争は、M&A(企業の合併・買収)を停滞させており、新規株式公開(IPO)の計画も棚上げにされている。 それでも、株式や債券トレーディング事業を含むマーケット部門の収入は前年同期比で1桁台半ばから後半の伸びになる可能性があると、ロールボー氏は述べた。 |
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2025/05/24 01:11
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格付け会社ムーディーズ・レーティングスは先週の米国格下げと、それに伴う政府の支援能力低下を理由に、 バンク・オブ・アメリカ(BofA) JPモルガン・チェース ウェルズ・ファーゴ の預金格付けを引き下げた。 3行の長期預金格付けは1段階引き下げられて「Aa2」とされた。 これはムーディーズの格付けで最上位から3番目に相当する。 さらに、BofAおよびバンク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロンの一部格付け対象の子会社および支店に対する優先無担保債の格付けも「Aa1」から「Aa2」に引き下げた。 |
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