|
2026/08/03 06:19
|
|
スイス国立銀行(中央銀行)は、2027年末まで政策金利をゼロに据え置き、その後利上げを開始する見通しにあると、この事情に詳しい関係者がメディの取材に対し、内部情報について話しているとして、匿名を条件に述べた。 同関係者によれば、同中銀は主に現在のインフレ見通しに基づき、新たに大きな衝撃が生じないことを前提にしている。 また、最近の対ユーロでのスイスフランの下落や、スイスとユーロ圏との金利差も判断材料になっているという。 経済見通しに新たな打撃が生じた場合には、マイナス金利もなお選択肢として残されていると、続けた。 ただ、それが基本シナリオではないとも強調した。 また、政策金利がゼロであることによって、スイスの銀行収益に深刻な悪影響は生じていないと付け加えた。 PR |
|
2026/08/02 19:36
|
|
中国の石油輸入各社は、ロシアの主力原油ESPOの確保を例年より数週間早く進めている。 中東の石油輸送を巡るリスクの高まりを受け、供給確保を急いでいる。 市場関係者によると、ロシア極東の太平洋沿岸にあるコジミノ港から8月に積み込まれる全ての貨物はすでに売約済みとなり、9月積みの複数の貨物も取引された。 通常より速い販売ペースで、旺盛な買い意欲を背景にESPOの価格は北海ブレントに対して 1バレル=約1ドル のディスカウントまで縮小した。 2週間前は3-4ドルのディスカウントだった。 今回の早期購入は、通常のESPO取引パターンからの変化を示している。 比較的流動性が高く硫黄分が少ない軽質・低硫黄原油のESPOは、コジミノ港から中国まで約1週間で輸送できるため、通常は買い手がかなり前から貨物を確保する動機はあまりない。 なお、中東情勢の緊迫化によってペルシャ湾からの原油輸送の見通しが不透明となっており、石油精製各社は供給確保を優先するため、 追加コスト を負担する姿勢を示しているようだ。 |
|
2026/08/02 06:37
|
|
クウェート軍は7月31日、住民に対し、爆発音は イランの無人機 を迎撃するため 防空システム が作動したことによるものだと説明し、注意を呼びかけた。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)はこの数時間前、トランプ米大統領が中東に展開している米中央軍に対し、早ければ今週末に イランに対する新たな攻撃 を実施するよう命じたと報じたと、匿名の米当局者の話として、攻撃の狙いは イランに降伏を迫ること だと伝えた。 トランプ氏は31日、イランとの交渉継続に疑問を示し、ヨルダンにある米軍基地への攻撃を受けて強力な報復を行うとの脅しを改めて表明した。 トランプ氏は同日の閣議で「われわれは彼らを 非常に激しく攻撃 するだろう」と明かし、「そして、いずれ彼らは『もう耐えられない』と言うようになる」と語った。 これとは別にCBSは、米国が 石油精製施設 発電所 を含むエネルギーインフラへの攻撃を検討していると報じた。 実現すれば軍事作戦の 大幅なエスカレーション となる。 トランプが、民間インフラを意図的に爆撃することは戦争犯罪とみなされる可能性が高く、これまでのイラン攻撃による戦果が乏しく、淡水装置等の稼働を停止させる目論見から発電設備等を標的とする動きであり、この攻撃が実施されれば、イランの都市部の住民が飲料水確保ができず生活するのは困難となり、『もう耐えられない』というトランプの主張どおりになるだろう。ただ、逆に、イランの報復も苛烈になり、湾岸諸国やイスラエルなどの淡水化装置等が報復で破壊され、イン呂数水が確保できなくなれば、都市部の住人は生活できなくなり、トランプらの思惑通りにアラブ全体の都市機能が崩壊し、石油が見つかる前の状態に戻される可能性が高くなるだろう。 米国とイランは先週末、外交による戦争終結の可能性を探るため、双方による攻撃を一時停止していた。 ただ、小康状態は28日夜に終わった。 米国はイランの原油や石油製品の輸出を阻止することが主な目的としてイランに対する海上封鎖も継続しているなか、イランはトランプ氏が 奇襲攻撃 と呼んだ作戦を実行し、ヨルダンにある米軍基地に向けて複数の弾道ミサイルを発射した。 ホワイトハウスのレビット報道官は、 差し迫った攻撃 に関する報道について直接のコメントは避けたが、「イランは、トランプ大統領が意味のある形と判断する条件で交渉の場に戻るまで、代償を払い続けることになる」といった脅しとも言うべき声明を繰り返す素行の悪さがあり、交渉に戻る可能性は低く手詰まり状態のままだ。 トランプ氏はこれまでも大規模な軍事的エスカレーションをたびたび示唆しながら、その後まもなく方針を転換するTACOと揶揄される発言と行動の不一致が目立った。 一方で、この戦争により米軍の弾薬、とりわけ基地への攻撃を防ぐ上で重要な防空迎撃ミサイルは消耗し続けており、米国内からの批判は拡大してしており、回復見込みは現状のところない。 |
|
2026/08/01 01:22
|
|
ユーロ圏の民間部門の企業活動は7月に市場予想を大きく上回って改善した。 イラン戦争勃発前の水準を回復した。 ただ、直近では中東でまた緊張が高まっており、景況感を再び圧迫する恐れがある。 S&Pグローバルが24日発表した7月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)は 51.9 だった。 活動の拡大と縮小の境目である50を上回ったのは、3月以来のこと。 ブルームバーグが事前に調査したエコノミスト予想の中央値は50.2への小幅上昇だった。 ただ、今回の結果は調査対象者のうち1人を除く全員の予想を上回った。 ユーロ圏の2大経済国の総合PMIも予想以上だった。 ドイツは予想外に50を大きく上回り、3カ月続いた活動縮小を脱した。 一方、フランスは活動縮小が和らぎ、2月以来の水準に持ち直した。 両国のPMI調査は7月9-22日にかけて行われた。 |
|
2026/07/31 07:08
|
|
グーグルの親会社の米アルファベットが22日に発表した4-6月(第2四半期)決算では、クラウド事業の売上高がウォール街の予想を上回った。 AIシステム「Gemini(ジェミニ)」の 利用者数 も大きく伸びており、巨額のAI投資が成果を上げ始めていることを示唆した。 同社によると、4-6月期のクラウド売上高は 247億7000万ドル(約4兆円) と前年同期比+82%増加した。 事前調査の市場予想は224億6000万ドルだった。 Geminiアプリの月間アクティブユーザー数は9億5000万人となり、市場予想の9億2000万人を大きく上回った。 アルファベットは今決算シーズンで米主要テクノロジー企業として最初に決算を発表し、今後の動向を占う最初の手掛かりを示した。 テクノロジー業界はデータセンターなどAI関連分野に数千億ドル規模の投資を進めている。 ただ、目に見える成果が確認できる段階にはまだ至っていない。 グーグルはAI開発競争に打ち勝つため、今年は過去最大の設備投資を実施する見通し。 投資家はこうした支出が新たな成長を生み出しているのか、最終的に収益性を圧迫するのかを見極めている。 同社によると、4-6月期の設備投資は449億2000万ドルとなり、ウォール街の予想だった441億5000万ドルを上回った。 パートナーへの支払いを除く4-6月期の売上高は1036億ドルとなり、アナリスト予想平均の1010億7000万ドルを上回った。 純利益は1株当たり9.11ドルとなり、市場予想の2.90ドルを大きく上回った。 検索広告収入は632億7000万ドルとなり、市場予想をわずかに下回った。 アルファベットはアンソロピックやスペースXなどに出資しており、そうした持ち分から成る投資ポートフォリオも業績の押し上げ要因となっている。4-6月期には投資評価益が約1000億ドルに達し、純利益を大きく押し上げた。 |
|
2026/07/31 06:40
|
|
安全保障コンサルティング会社の バンガード・テック マリスクス の調査によると、カタールで液化天然ガス(LNG)を積み込んだタンカー 「ガスログ・シャンハイ(Gaslog Shanghai)」 がホルムズ海峡を航行中に飛翔体の攻撃を受けたことが明らかになった。 エネルギー輸送の要衝である同海峡を通るLNG輸送に、さらなる混乱が生じる恐れが出ている。 なお、Gaslog Shanghaiは2013年に韓国で建造された液化天然ガス輸送船で 中国国家開発銀行 のリース子会社である CDB Leasing(China Development Bank Leasing / 国銀金融租赁股份有限公司) が所有し、2021年10月に当時の所有者(GasLog Partners)がCDB Leasingへ約1億2,000万ドルで売却したもの。 その後リースバック(賃借)方式が取られており、運航および商業上の管理は引き続きGasLogグループ(GasLog Partners / GasLog LNG Services)が保持している。 |
|
2026/07/30 06:27
|
|
株式市場では29日、仏高級ブランドの 両社の株価パフォーマンスの開きは20ポイントを超え、1993年までさかのぼるデータでは、1日当たりで過去最大だった。 これまでは、高級品セクターの代表格であるエルメスが、高い利益率を維持できる事業モデルを背景に、同セクターの数少ない好材料と見なされていた。 一方のケリングは、主力ブランド「グッチ」の売上高がなお減少しているものの、市場予想を上回ったことを追い風に、長期にわたる低迷から脱しつつある。 エルメスの株価は11%下落し、2023年1月以来の安値を付けた。 同社のエリック・デュハルグエ最高財務責任者(CFO)がアナリストに対し、2027年の製品価格の引き上げ幅は今年より小さくなるとの見通しを示したためだ。 これにより、第2四半期に主力の皮革製品部門の売上高が市場予想を下回ったことや、 中国での成長鈍化 への懸念から既に弱気だった市場心理が一段と悪化した。 一方で、ケリング株は17%上昇し、2002年以来の大幅高となった。 グッチの売上高が再び市場予想を上回り、 ルカ・デメオ最高経営責任者(CEO) による事業再建の取り組みが軌道に乗りつつあるとの投資家の見方が強まった。 さらに、中東紛争が欧州高級品セクターに新たな打撃を与えている。 新型コロナウイルス流行後の相次ぐ値上げや中国需要の低迷が業界の重しとなる中、この3年間の成長鈍化に拍車をかけている。 ゴールドマン・サックス・グループが算出する欧州高級品セクターのバスケット指数は、3月の安値から持ち直したものの、今年に入って7.8%下落している。 |
|
忍者ブログ [PR] |







CATEGORY [